千住5丁目の安養院
今年の6月に、千住竜田町から、千住4丁目に引っ越してきました。
新しく越してきた近所を散歩しながら、新鮮な気持ちで千住の町を味わうことが、転居してからの新しい趣味になりました。
千住5丁目にある安養院は、わたしの散歩デビューの場所です。
鎌倉時代に戦火により千住元町からこの地に越してきたそうです。
掃除のゆきとどいた敷地、静寂、樹齢500年の黒松もあり、かんかん地蔵・仲直し地蔵とが両体仲良く立っていて、弘法大師の密教の伝承寺でもあり、すべてが気に入りました。わたしは以前千住元町に住んでいたこともありますので、へ~っと親近感を感じました。
かんかん地蔵は、自分の身体の悪いところにあたる部分を、添えてある石でかんかんと叩くと、なおるという言い伝えがあるそうです。すっかりすり減っていますよ…どれだけの人達をなおしてあげたのでしょうね。そして、「なおし」つながりで隣には「仲直し地蔵(なかよしじぞう、と読みます)」、頭が下がりました。
毎日土手をジョギングした後に寄らせてもらい、きれいに掃き清められているのを見ると、なんとなく、ありがとうございますという思いが沸いてきて、落ち葉を拾って帰ってきます、好きな場所です。